柿渋とは

柿渋は昔から 防水、防腐、強化剤として使われてきました。 生活に密着していたものですから どの家の庭にも柿の木が植えられていたものです。
二百十日を中心とした八月下旬~九月上旬に 青い渋柿の実を採取します。 これを潰して圧縮し、発酵させたものが柿渋です。
着色性、発色性の点でいうと 2~3年以上発酵させたものが適しているようです。 柿渋染めの色は、カキタンニンが空気にふれ 乾燥して発色した色ですので ほかの染物とは少しメカニズムがちがいますね。 「柿渋染め」についての記事は今後もアップしていきますね^^ 興味のあるかたは楽しみにしててください。

Konya Mohei

お誂え暖簾やタペストリーなどを 主に製作する筒描き染め仙人でございます。

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